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クリニック卒業そしてブログ最終回~後篇~

  • 2015/08/04(火) 21:27:08

不妊治療を経験した事で、自分のむき出しの感情や黒々とした腹の底をまざまざと見せつけられました。思う通りにならない身体に何度失望したかわかりません。

それでも、私のために言葉をかけてくださる皆様と知り合う事ができ、失望の底から救っていただきました。
他人の何気ない言葉が凶器になることを知り、自分の発言が同じ凶器にならないよう深慮しなければならない事を学びました。不妊治療は、自分の価値観を大きく変え、人生の転換期にもなりました。



小泉漢方堂鍼灸院の新郷副院長にも大変お世話になりました。
薬や注射を打ってもホルモン値が悪い時期もありましたが、鍼灸院に通うようになってから職人先生も驚くほど数値が良くなりました。
特に生活内容を大きく変えたわけでもないので、東洋医学への信頼度が低かった私も、これはもう鍼灸のおかげだと信じざるを得ませんでした。

実は新郷先生の患者さん、どうやら妊娠・出産ブームがきているらしいです。腕がますます上がって、子宝の神が舞い降りている新郷先生にあやかるなら、今がチャンスです。



ブログを続けて欲しいという、涙が出るほどありがたいお言葉も頂きました。ブログを通じて見守ってくださっている皆さんの存在はとても大きいものでした。下手の横好きですが文章を書くのは好きだし、決して嫌になったからやめる訳ではありません。
ではなぜ、ここでいったん終了しようと考えたのか…
体外受精で授かったからと言って、この先の経過は自然妊娠の方と変わるものではないと考えます。同じであってくれなければ困ります。
おそらく世の中には幸せなマタニティーブログがたくさん存在し、妊娠中や出産、育児などについてはたくさん情報があふれています。

しかし不妊治療に関しては、まだまだ情報が多いとは言えません。個人個人のケースで治療過程も違えば、ドクターの考え方も様々です。及ばずながらブログという形で情報を発信することにより、不安になって検索した方の気持ちをほぐせたり、これから経験する治療の覚悟を決めてもらったり、何らかのお役にたてるならばこの上ない幸せだと思いました。

これからマタニティブログに変更すると仮定した時、不妊治療のつらさを忘れず、決して浮かれた内容にしないと誓っても、どこかで喜びを爆発させる瞬間がきてしまうかもしれません。舞い上がって頭の中がお花畑にならないとも限りません。
不妊治療をキーワードに私の事を知っていただいた皆様に、そんな自分を決して見せたくはないのです…

もし妊娠中、マイナートラブルに見舞われて情報を発信した方が良いと判断した場合は、どこかでひっそりブログを再開すると思います。また、安定期までまだまだ安心することはできませんし、万が一何かあった時は、皆様に頼らせていただく為、ここに帰ってきます。

・・・決してそうならない事を、今は祈るばかりです・・・



夫とも何度となく闘いました。
そう言えば、このブログの一番はじめに夫に対して「彼の成長記録になることを願ってやまない」と書きました。
夫の行動として、最後の移植前にキャバクラで豪遊して143,000円のカード決済をしてきた所までは書いたような気がします。その後日談ですが、10万円は回収してきましたが人数割りするとあと2万円ほど足りません!
成長記録になるはずが、最後の最後でやらかしてくれた我が夫。
今回の妊娠に大喜びしながらも、相変わらず飲み歩いている我が夫。
しかし11歳から培ってきたプロレスイズムを持つ私は、いつも四角いリング上で相手の技を受けて受けて受けきって勝利するのがモットーです。
相変わらず飲み歩くという技を繰り出し続ける夫との完全決着はまだついていませんが、一生をかけて切磋琢磨していきたいと思います。



最後になりましたが、

職人先生こと、セントウィメンズクリニックの稲垣院長には感謝してもしたりません。
命を授けてくださった稲垣院長をはじめ、松見先生、培養技術はピカイチの培養士のみなさま、つらく悲しい時そっと手を握ってさすってくれた看護師のみなさん、受付のみなさん、本当にありがとうございました。

Twitterのファンつながりのみなさん、いつも本当にありがとうございます。これからも不安にかられたら助けを求めると思いますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

妊活つながりのみなさん、これからもそっと見守り続けさせてください。
私は自分が妊娠できる日が来るとは、正直思っていませんでした。しかし夫は、治療を続けている限りいつか授かる日が来ると心から信じていたようです。
だから自分で自信が持てなくなっても、誰かが信じてくれていることは心強い事だと実感しました。妊活つながりのみなさんにその日が来ること、私がずっと信じています。

本当は今、一番声を届けたい方がいます。
同じ日に流産手術をして励ましあったあの日・・・
しかし、今の私には一番声をかけられたくない状況にあるかもしれません。
考えるだけで胸が苦しくなる状況にいると思うといてもたってもいられませんが、色々考えたあげく直接言葉をかけることはしないでおこうと思いました。
あなたの事はずっとずっと応援しています。いつかもう一度、笑って交流できる日が来ることを心より祈っています。

そしてブログを通じて見守ってくださった皆様。
名残惜しいですがこれでいったんお別れさせていただきます。

簡潔さに欠ける、拙文にも関わらず無駄に長文のこのブログ。いつも反省していましたが、最後の最後にも炸裂させてしまいました。
またやっちまった・・・

それでは、子供をのぞむ全ての皆様にどうかその日がやってきますように・・・

今まで本当にありがとうございました。

~完~

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クリニック卒業そしてブログ最終回~前篇~

  • 2015/08/04(火) 20:49:59

BT7  一次判定・・・検査薬陽性
BT10 二次判定・・・HCG189.2
BT18 胎嚢確認・・・11.5ミリ
BT25 心拍確認・・・胎芽3.2ミリ、心拍数不明
BT32 心拍確認・・・胎芽12.4ミリ、心拍数不明
BT39 心拍確認・・・胎芽19.0ミリ、心拍数不明
BT44 注射通院・・・(BT48の自己注射処方あり)

以上をもちまして、職人先生のクリニックを無事卒業することができました。
そして先日、産婦人科に転院して25ミリになった胎児と、猛スピードで瞬く心拍をこの目で見ることができました。
9w1dの診察でしたが、胎児は9w5dの大きさで心拍数は190bpm。おかげ様で今の所、トラブルもなく順調な経過をたどっています。



私たち夫婦は、夫が精子無力症、妻が多嚢胞性卵巣、黄体機能不全、着床不全、そして年齢のこともあり、体外/顕微授精に踏み切る事にしました。

治療過程のハイライトはやはり
「子宮内膜組織診(子宮内膜日付診)」の結果に基づき、「5日目胚盤胞」を排卵日(黄体補充開始日)から「8日目」に移植し続けた事につきると思います。

子宮内膜は毎月はがれ落ち状態が変わるので、病院によってはこの検査は意味をなさないものだと考える所もあるそうです。確かに、痛みによる患者の負担が大きいので積極的に受けたい検査ではないのが正直なところ。

私はこの検査を二度受けました。そして二度とも、内膜の状態が通常より「3~4日程度遅れている」という結果が出ています。
職人先生は、着床するか否かは受精卵の質はもちろんのこと、子宮内膜の着床条件と卵の状態をしっかり合わせることこそ大切であると考え、そこに重きを置く治療を施してくれました。

自分でも色々調べましたが、5日目胚盤胞を3日ずらして移植したご経験を持つ方は、ほとんど見受けられません。本当は移植するたび、着床の窓が閉じた段階で移植しているかもしれない恐怖に怯えていました。
しかし、
1回目の移植は5日目移植でかすりもしなかったのが、
2回目は8日目移植でしっかり着床、そして残念ながら流産。
3回目も8日目移植で陰性だったとは言え、ほんの少しHCGが検出。
そして
4回目、同じく8日目移植で結果を出すことができました。

意味のない検査という評価がある一方、職人先生の着床に対する深い考察と信念、そして患者としてそれを信じぬく事で命を宿すことができたように思います。

もし画一的に5日目胚盤胞は5日目にしか移植しないクリニックに通っていたら、私は妊娠することができなかった気がします。職人先生に出会えたことが、私にとっての奇跡だったのかもしれません。

先日、ある方から頂いたコメントで、たくさんの胚盤胞を毎回同じように移植して結果がでなかったのだが、ある医師との出会いによりご自身に合ったタイミングで移植した所、無事妊娠されたとの話をお聞かせいただきました。

私の治療経過が、着床不全に悩みながらも克服できずにいる方のヒントとなり指針になるかもしれないと、そのコメント主様から言って頂きました。このブログが意味あるものだったと思わせて頂き、続けてきて本当に良かったと救われる思いです。



また、クリニック名を出していなかったのですが色々な検索から辿り着いていただき、同じクリニックに通う方々からコメントを頂く機会を得ることもできました。もう少し早くクリニック名を出していたら、実際に交流できたかもしれないと思うと残念でたまりません。
現在通院中のみなさま、どうぞあとひと踏ん張りです。これからも応援しています。

職人先生は非常に個性的なドクターで、感情の起伏が激しく、患者の前で看護師を怒鳴り散らす事も珍しくありません。
診察室の机周りは物であふれ、決して清潔感のあるきれいな空間ではありません。
おそらく医療を施す場所として、あの空間が耐えられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どのクリニックも多かれ少なかれ待ち時間はあると思いますが、あの待ち時間の長さは異常ともいえます。

しかし、休診日とは名ばかりのほぼ365日診療で、その日その時に診るべき患者は、休診日など関係なく門を開いてくださいます。
はじめはとっつきにくい職人先生も、そのうち何となく心が通う瞬間が訪れます。
そして何より、患者たちを妊娠に導くために、常に治療を工夫しアレンジなさって一歩でも二歩でも前に進ませるよう、全力を尽くしてくださっています。

もちろん合う合わないがあるとは思いますが、私は職人先生に付いて行く、いや付いて行くべき価値のあるドクターだと心から思えたので、諦めることなくここまでこられました。
職人先生のもとで体外受精にチャレンジしようと思った、1年半前の自分をほめてやりたいです。

~後篇へ続く~

ほぼほぼ卒業

  • 2015/07/29(水) 21:33:37

時間の流れが緩慢に感じられ、まだかまだかと心待ちにしていた8週2日の診察日。

本日もM先生の内診。今日はなんだか痛い・・・
胎芽は12.4ミリから19ミリに成長しており、心拍も十分との事。もはやこのクリニックで心拍を見せてもらう事は諦めた。

内診終了間際、M先生が「あれ?出血?」などと言い始める。
出血なんてこれまで一度もしていないのに・・・急に不安になる。内診台から降りると、足の間を滴り落ちる鮮血が!!

「内診で傷つくはずないんだけどな~。もう一度診てみようか。」
慌てて再度内診台へ。やはりどこかから出血している模様。あきらかに内診による出血だと思うのだが、大丈夫かな・・・

出血がおさまるまでダクチルを服用するよう指示され、次は職人先生とのお話。

出血した旨、夫にメールすると「職人先生に言いつけてやれ!」とかなりご立腹の様子。確かに不安は不安だが、なぜか胎児への謎の信頼感が湧いてきたので、落ち着いて様子をみることに。

相変わらず職人先生にお目通りがかなうまで時間がかかる。しかしどれだけ時間がかかっても構わない。職人先生に会いたくてしょうがない(まるで恋)。

三時間後、かれこれ1カ月ぶりの診察室。21時すぎの診察室は、1日の忙しさで熱狂が渦巻いており迂闊に質問ができそうにない雰囲気。お会いしたくてしょうがなかったのに、このヒリヒリ感にすっかりビビる(やはり恋ではなかった)。

カルテをめくって「よし、よし!」とつぶやく職人先生。もしや、おめでとうなんて言ってくれたりする?

「病院決めた?」
はい、こちらの前に通っていた公立病院に・・・

「ああ、そうだったね。じゃ、紹介状書くから待ってて。」
そういうと紹介状の宛名に、○○病院 ×××子先生と記載し始めた。

それは、や~め~て~!!!

○○病院 ×××子先生とは、ここに転院してくる前に通っていた病院の女医である。このブログの初期にたびたび登場したが、この女医先生。鬼のようにプライドの高いお方で、しかも専門がアンチエイジング。

今の私にはアンチエイジングよりも、無事に赤子を産み落とす事が最重要課題なんです。

いや、しょうがない。この宛名の紹介状を持って、名医と呼び声が高い副院長先生に担当してもらえるようネゴシエーションする決意を固める。

職人先生に出血の件を伝えると少し驚いていたが、M先生が心配ないと言ったら心配ない、出血が止まるまでダクチルを飲みなさいとおっしゃる。この安心感たるや、さすが。部下を信じて言い切るのも素晴らしい。

結局出血はすぐに止まり、ダクチルは服用せずにすんで一安心。

プレマリンとデュファストンは残り数日分を飲みきりで終了。
膣坐薬はあと10日、バファリンはあと30日服用。
黄体ホルモンを徐々に下げるため、注射の単位を日々減らしていくらしい。
明日75単位→明後日50単位→明々後日25単位。8/1は注射を打たずに、8/2に再度クリニックで注射。
そこで持ち帰りの注射が数日分出て、晴れてクリニックを卒業。

看護師さんに、次の注射通院は内診もあるのか尋ねるがカルテに記載がないので分からないとの事。
となると、さっきの診察で職人先生にお会いするのが最後だったのかもしれない・・・

診察室を出る時、念のため、感謝をこめていつも以上に深々と頭を下げてきた。

やはりおめでとうなんて言ってもらえなかったけど、職人先生の目線の先には現在進行形で治療ステージを闘っている患者さんしか映っていないのだろう。それも職人先生の職人先生たる所以だよね。

こうして、ほぼほぼ卒業を迎えることができた今回の診察。
このブログも残すことろあと1回の更新で最終回。


写真もほとんど載せず、だらだら文字を連ねた読みづらいブログにも関わらず、ありがたい事に多くの方が訪れてくださいました。

もう少し、客観的なデータや妊活お役立ち情報など充実したブログにできれば良かったのですが、ひたすら自分の日常や治療の様子などに終始してしまいました。

通院の様子を書き殴り、先行きの見えない不安や、夫とのいさかい、自分の好きなものについて恥ずかしげもなく愛を叫ぶ・・・など文章に書かせて頂くことで、精神的安定をはかっておりました。

私のケースがどなたかのお役に立てれば・・・などと思っていましたが、それはおこがましい考えだったかもしれません。
逆に、コメントや拍手やランキングで応援してくださったり、ブログに訪問してくださりそっと見守ってくれていた皆様のおかげで、倒れることなくここまで来られました。

最後のブログを無事書くことができるよう、気を抜くことなく日々大切に生きていきたいと思います。

本日も長文記事となりましたが、ご訪問いただき本当にありがとうございました!

【BT32】心拍確認その2

  • 2015/07/22(水) 20:01:21

心配性ではあるものの、基本なるようにしかならないし、どうにかなるさというタイプだと自分では思っていた。
しかし、こと不妊治療になるとペシミストのかたまりになるようだ。

治療に関してデータをかき集め、世の中の基準や平均とされる数値からはみ出すことに異常におびえるようになっている。
そういう訳なので、もう7週に入ったのにつわりが全く始まる気配がないことが心配でたまらない。つわりのない人は20%位いるとは聞くが、自分がそのラッキーな20%に入るわけがない。
入るわけがないので、つわりがないのは胎芽が育っていない証拠なんだわ・・・と論理を飛躍させて怯えていた。

流産した時の体調を思い出しても、7週の頃にはあらゆる匂いが臭いになって襲ってくるわ、スーパーの揚げ物コーナーでは吐きそうになり慌てて店を飛び出すわ、枯死卵だった割には色々と症状が出ていたように思う。

今回、香水や加齢臭はいつも通りの臭さだし、揚げ物はむしろ食べたい。
しいて言えば眠いくらいだが、普段から隙あらば寝たい方なので関係なさそう。

・・・・・いろんな心配を抱えたまま、あきれるほど長い一週間を経てようやく診察日を迎えた。

またもや職人先生にはお会いできず、M先生の診察。
内診はM先生の方がソフトタッチだが、職人先生に乱暴に扱われたいなどと不埒な事を考える。いや今は、優しくソフトなM先生の方がいいよね、きっと。

今回も内診自体は1分程度で終了。やはり心拍数は計っていない模様。
そういうやり方なのか、それとも今回こそ悪いお知らせなのか・・・

「はい、赤ちゃん大きくなってますよ~。心拍もあるからね。」

エコー写真を見ると、一週間前に3.5ミリだった胎芽が12.4ミリまで大きくなっており、7日間で9ミリの成長をみせてくれた。
そうか、頑張ってくれていたのか…ちゃんと信じてあげられなくてごめんよ。

このクリニックではBT5以降、一度もホルモン検査をしていない。
現在の処方は・・・
プレマリン    2錠×3回
デュファストン 2錠×3回
バファリン  1錠×1回
膣坐薬  1錠×1回
プロゲステロン注射 100単位

これまで夢中でこれらを摂取し続けてきたが、これだけ強めの黄体補充をいつまで続けるんだろうと、少しずつ不安になってきた。
そして徐々に減らすのか、一気にやめるのか。一気にやめるとしたら、すぐに自前のホルモンを出せるようになるのか・・・
またもや、情報収集の鬼になりそうである。

また一週間後に診察予約が入り、予約表に「紹介状」との記載を発見した。
紹介状とはあの紹介状であり、他にはないよね?ついに卒業がみえてきたのかもしれない…

しかしペシミストであることには変わりがないので、これからも不安は抱え続けるのだろう。

夫に連絡すると非常に喜び
「じゃあさ、上司に報告かたがた飲みに行ってもいい?」などと言い出した。

馬鹿者!安定期まで黙っておれ!と一喝して、飲みには行かせた。彼は先生が順調と言えば間違いない!と素直に受け取るたちなので、すでに幸せな気持ちなんだろう・・・非常にうらやましい。

ブログを書くのもあと数回・・・いや、どうかあと数回であって欲しいと願います。
どうかどうか、皆様それぞれが望む着地点に降り立つ日が来ますように。
祈る事しかできませんが、これからも思い続けます。

【BT25】心拍確認

  • 2015/07/15(水) 20:09:47

体調は以前と何も変化せず、むしろ残業なし・休息もたくさんとっているので、普段よりすこぶる元気なここ最近。

無事に成長しているか不安でたまらない気持ちが半分、
もうなるようにしかならないと開き直りの気持ちが半分。
ついに、第三の試練をクリアできるか緊張の診察日をむかえた。

今日も診察はM先生。陽性判定後、職人先生には全くお目にかかれていない。ある意味、おそれ畏怖してしまう職人先生だがお会いできないのは寂しくもある。しかし、職人先生の研究対象から外されつつあることは良い事なのだろう。

18時の予約で、18時10分に内診に呼ばれる。この病院では奇跡に近い待ち時間だが、全く心の準備ができていない。
ああ、職人先生に2~3時間じらされたい…

ブログで良くお見かけするように、モニターを見せられ「はいこれが心拍ですよ~」という展開を期待していた。
心拍数がこれくらいで、胎芽がこれくらいだから順調ですね~・・・のような会話が繰り広げられるイメージトレーニングをしながら開脚して待つ内診台。

自然に足が震えてくる。しかしお構いなしにプローブが差し入れられグリグリされること約30秒。
まただ・・・また心拍数を計っている様子がない・・・
流産した時の内診の様子がフラッシュバックする。今回もダメなの・・・?

「はい、心拍ありましたよ。じゃあ終わりです、お疲れ様。」

へ!?でも心拍数とか計ってなかったよね?胎芽の大きさとか何も説明なし?
モニターを見ながら、動いている・・・感動・・・と涙目になる予定が、エコー写真だけ渡されて内診室を追い出される。
どうも思っていたのと違う。

その後、診察室にてM先生とお話。ここでも薬継続の話以外、何の説明もない。
何を聞いてよいかもわからず、今の所順調かどうかだけ尋ねてみる。

「はい、順調ですよ。」・・・そうですか、その簡潔な一言を信じていいんですね?

とにかくエコー写真が荒くて、何がどうなっているのか読み取れない。
おそらく胎芽のサイズであろう数字は6週2日で3.2ミリ。この時期の胎芽の平均サイズは4~8ミリとの情報をみてしまったが、不思議と不安は少ない。ようやく息づいてくれた卵に最大限の感謝。

そして今までお腹に戻した7個の卵たちに思いを馳せる。
縁がなくて着床させてあげられなかった卵たち。一度は着床したものの、育ててあげられなかったあの卵。
どれか一つ欠けても、この大きな一歩を踏み出すことができなかったよね。本当にありがとう…

もちろん心拍が確認できたからといって、これで安心とは思っていない。
これからどんな事が待ち受けているのか、今はまだ知るすべがないので、だったら必要以上に不安にならず、すべき事を淡々としていこうと思う。
私にしてあげられることは、もうそれ位しかないのだろう。

来週も診察予約が入り、また長い一週間が始まる。卒業まであとどれ位かな。

クリニック卒業と同時にこのブログも終えることを決めています。寂しくもあるけど、その日が待ち遠しくもあり複雑な気持ち。

心拍確認を機にカテゴリー変更をしなければならないと思いますが、今日までは今まで通りのカテゴリーで記事をアップさせていただきます。

治療というステージで闘っている皆様に、どうかどうか「その日」がやってきますように・・・

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